2003年5月21日水曜日

雨。

雷の音に、いちいち反応してしまう体。
どしゃぶりの中、バイト先を出て(午前中はちゃんと授業受けて)、必死に駅へ向かう途中。

折りたたみ傘が、壊れました。

骨が一本、ポキっと折れてしまって。
あ、そうだ、駅前に、傘屋さんがあった。と思って、頑張ってそこまで折れた傘を差して。
店の中へ入って、気に入った傘、発見。(pierre cardinのモノ)
・・・今日のバイト代が、飛んでいってしまいます。
それじゃあ本末転倒じゃん!と(ちょっと違うか)、思い直して、折れた傘を無理やり閉じて地下鉄に乗り、再び無理やり開いて、帰ってきました。
パンプスの中も、ぐちょぐちょ。

見たくないモノを、見ないようにと避けるのではなく、最初から気付かない人間になりたかった。
もっと、鈍感でいたかった。
大切なモノは、鮮明に捉えることはできないのに。
ちょっとした仕草に落ち込んだり、ちょっとした一言で相手の痛みを知ってしまったり。
慰める、ということが、とことん苦手で、いつも空回る。
それならば、最初から、気付かないでいられたら、もう少し楽に生きられたかもしれない。
見てしまったモノを、見てないように振舞えるほど、器用でいられたら、もう少し、優しい人間でいられたかもしれない。
私の中の傘も、きっと骨が折れていて、降りしきるモノを受け止めることに、必要以上の力を使ってしまっているのでしょう。

雨が、窓の外の世界と、この部屋を、断絶しているようです。