2003年5月1日木曜日

ツツジ。

道端のツツジ。

鮮やかな赤紫と、ピンクと、白。

いつも、私の日記は理解しがたいそうなので、
たまには、普通の日記を書きましょう。

雨上がりの低い空。
20分遅刻した2限を終えて、友達とお昼を食べながら、フランス映画について(正確に言うと、フランス映画のエロチズムについて)熱く盛り上がって。
その後、スーツ姿の友達は会社説明会へ。
私は、図書館へ。

初めて下りた、大学図書館地下一階。
洋書と、洋雑誌が所狭しと並んでいて。
ほんとに“所狭し”で、電動書架だった。
必要な棚の側面にあるボタンを押すと、棚が移動して、スペースができるってやつ。
なんだか、突然、勤勉になったような錯覚に。
教授が書いてくれたメモを手に、卒論に必要な資料をコピー。
ちらりと読んで(見て)みたけれど、意味不明…大丈夫かしら。

大学を出て、ぶらりと周辺を歩いて、近くのカフェへ。
ドア近くの、白いこざっぱりした、2人掛のソファに座って。
読みかけていた、江國香織さんの『夏のひかり』を読んだ。
ぽってりしたグラスに入った、コンレーチェ・グラッセを飲みながら。
甘い乳白色。
おいしかった。

読み終えると、2時間ほど経過していて。
外へ出るとまだ明るかった。
それまで読んでいた世界から、現実になかなか戻れず、とろとろした足取りで、地下鉄の階段を下りて。
地下鉄の乾いた風に、前髪を吹き上げられて。
地元に着いても、まだ空は低くて。
四角く切りそろえられたツツジを見ながら、帰ってきました。

私の日々は、こんな毎日だったりします。
ありきたりな、日記。