2005年9月27日火曜日

不在着信有。

ほんの些細なことなのに、こんなに正面からダメージを受けている。
まるで、恋する乙女みたい。
みたい、ということは、つまりは実際は恋する乙女ではないということで、私は頑ななまでに(聞かれてもいないのに)そこを強調したりしている。

トゥルルルルル、を5回聴いて、切った。
もう既に家までの終電は出た後で、タクシーで帰れる駅までの路線に乗って、窓の外を流れる景色を進行方向とは逆向きに立って眺めていた。
しつこく鳴らせばきっと、出てくれたはず。
寝てた?と聞くと、寝てないよ、と答えてくれたはず。
会いたい、と言えば、来る?と言ってくれたはず。
そこには確固たる自信なんて一つもなくて、だからいつも平気な振りをしながら、ちょっとずつちょっとずつ、崩れていく。
脆さを包む強情。