2005年10月3日月曜日

fin.

意思とは無関係の振りをして成り立っていた関係は、
意思とは無関係な事柄によって終わりを迎えました。
たぶん、迎えたのだと思う。
あまりに突然のことで、自分でもどう反応していいのかわからないまま、ただただいつも以上に冷静だった。

気遣うことさえ憚られるような関係だったから、
出来るだけ気遣わない振りをして、
頑張ってね、なんて的外れのことを口走ってた。
落ち着いたら連絡する、という言葉にぼんやり頷いて電話を切って。
切った直後に、その“落ち着いたら”がないということを明確に理解して、
ほんとは、頑張ってね、じゃなくて、元気でね、と言いたかった、と思った。
思った瞬間、ボロボロ涙がこぼれた。
声も出さずに、ただただ涙が流れて、予想外のことで、自分でもビックリした。

私は色々な振りをして、傷つかないように自分を守っていたけれど、
結局は、大切な場所を失ってしまったみたい。
失って初めて気付く、というわけではなく、失って初めてそれを認めることが出来たのでしょう。
けれども、意思に翻弄される前に終わったことに、少しホッとしたのも、事実。
ズルイことに。