2006年6月23日金曜日

手紙。

昨日、手紙が届いた。
猫の写真の入ったレターセットで、差出人の名前を見てもピンとこない。
訝しがりながら封を開けると

「まことちゃん、私のことおぼえてる?」

びっくりした。
本当に、びっくりした。
19年前に卒園した、幼稚園の同級生でした。
手紙の内容と、その子の顔が一致した瞬間、遠い記憶の彼方から小さかった自分の感覚が蘇った。
彼女は、知的障害のある子で、私は幼いながらに状況を理解していて、放っておけなかった。
偽善的だと非難されても仕方がないけれど、それは友達としてというよりも、放ってはいけないという気持ちの方が強かった。
けれど、彼女は私を“友達”として思っていてくれたのでしょうか。
アルバムを開いて、旧友を懐かしんで、19年経った今、手紙を書こうと思い立ったのでしょうか。

手紙には、現在は母親と内職をしている、ということと、カラオケではポップスや演歌も歌う、ということが書かれているだけで、
彼女の心境を推し量ることは至難なのだけれど、

「また手紙書きます」

と締めくくられていた。

私も、ちゃんと返事を書こうと思う。
一人の友達として。