もうやだ。
もうやだ。
こんなことに慣れちゃうだなんて、
悲しいことなのかもしれない。
悲しい と言われて期待してしまうのは、
愚かなことなのかもしれない。
悩みなんてなさそうなフリして、
傷付いてなんてないフリして、
泣いたことさえ笑顔で否定して、
そんな日々を過ごすことにも、もう慣れました。
真実を隠してでも望まれる姿を装うことの方が、
賢く楽な生き方だと学びました。
本音をぶつけても、
残るのは後悔と虚しさだけなのでしょうか。
もうやだ。
もうやだ。
意味のない溜め息も、
期待をしてあっさり裏切られることも。
願わくば、夢を見ずにいたいだけなのに。