もう何も待たない。
期待しない。
夢を見ない。
待たない。
待たない。
待たない。
それは崩れるほどに辛くて、仕事中も涙をティッシュで抑えながらクライアントに電話をかけていたくらいで。
決心だったのか、諦めだったのか、現実を受け入れたのか、それとも全部なのかもしれないけれど、
待たないと決めたら全てが過去になった。
江國さんの小説の中に出てくるように「過去は全部箱の中」
なんだかすごく遠い昔のことのようで。
今、と、過去、を分けて捉えたら、気持ちが元気になりました。
前はもっと、脆かったはずだけれど。
少しは逞しくなったのかしら。
スーパーマンみたいに駆けつけてくれた友達の励ましを裏切らないように、
健やかな気持ちで過ごす決心。