2008年7月27日日曜日

遅い昼寝の夢。

激しい夕立の音に包まれながら、
泥のように眠りに落ちていた。
はしゃぎすぎた昨日の後遺症。

幸せのような、切ないような、夢を見ていた。
目が覚めたことに後悔して
夢の端っこを掴まえようと再び目を閉じてみたけれど、
反して覚醒していく頭。
湿気のこもるベッドで寝返りを繰り返す。

夏が夏の輪郭を持たないまま、ただただ漂っている。

2008年7月15日火曜日

望。

例えば、1週間後とか。
1ヶ月後、3ヶ月後、半年後。
1年後でもいいから。

あのヒトに会える、という希望さえあれば、
その日に続く毎日は、ずっと満たされているのだと思う。

どこまで先へ辿ってみても、
見つからない1日。
切望がまた水滴となって、
私の頬に零れます。

会えるだけでいい。
それさえも、今は夢みたいなワガママ。

2008年7月7日月曜日

矢印。

バスの座席に身を沈めて、遠く遠く遠いことに想いを馳せていたら、
視界の左の隅に大きな白い犬をとらえた。
走るバスからギリギリ位置で寝そべる大きな犬。

驚いて振り向いたら、アスファルトに描かれた左折の矢印だった。

疲れてるのかな、私。
疲れてるせいにしていいのかな。


考えは同じ輪郭をなぞるのみで、
繰り返すほどに浮き彫りになる。
縋れる藁もなく、ただばたばたともがく両手。

クロニクル。

読みかけのネジまき鳥の小説も、
続きが読めないまま奥へと押しやって、
気付けば7月。

リハビリのように思い出しては、また絶望的な気持ちになって、
自分の無力さを再確認する日々。
気付けば、夏。


願うことは一つ。
それは去年の夏と変わらないけれど、
何も知らないでいた頃より、
知ってしまった今の方が、
よっぽど臆病で愚かだ。